※本投稿に掲載されている情報は2024年9月当時のものになります
こんにちは、Sちゃんです!
今回は、バルセロナといえばコレ…!
今もなお建設中の唯一の世界遺産サグラダ・ファミリア(Sagrada Família)について書いていきます。
1つ前の記事では、同じく世界遺産のサン・パウ病院について紹介しているので、まだ見てないよ~という方は是非見てみてください!
本記事では、主に以下の内容を紹介します!
サグラダ・ファミリアの行き方
サグラダ・ファミリアの場所はコチラ。
サグラダ・ファミリアの最寄り駅は、L2もしくはL5のSagrada Familia駅です。
名前の通り、駅に着いて地上に出たら目の前がサグラダ・ファミリアになっています。
私が先ほどまでいたサン・パウ病院からは一直線に歩いて12分ほどで到着します。
サグラダ・ファミリアについて
こちらはアントニ・ガウディが設計した未完成の大聖堂です。
高さは東京タワーの半分ほどで、収容人数は約9,000人(武道館とほぼ同じ)だそうです。
1882年に着工して、今も建設が続いています。
ガウディ没後100年にあたる2026年に完成と言われていましたが、コロナもあり完成までにはさらにかかりそう…
ガウディは1926年に亡くなったのですが、どうして亡くなったかご存知ですか?
路面電車にはねられるという交通事故で亡くなっていたんです!
当時、ガウディはサグラダファミリアの建設に没頭していたため、結構みすぼらしい格好をしていたそうです。
そのため事故が起きた際も浮浪者と勘違いされ、病院に運ばれるのが遅くなり、治療が間に合わず亡くなってしまったそうです。
もう少し小奇麗にしていれば長生きできたかもしれないですね。
話は変わりますが、サグラダ・ファミリアには3つのファサード(要は入口です)があります。
それが、生誕のファサード、受難のファサード、栄光のファサード(現在建設中)です。
全てキリストに関連するデザインになっていてます。
生誕のファサードだけはガウディが自らで完成させた部分になります!
生誕のファサードと受難のファサードは後ほど紹介します。
サグラダ・ファミリアの入場料と予約方法
サグラダ・ファミリアはバルセロナに来る観光客が必ず立ち寄る場所になるので、予約はマストです!
料金ですが、普通の入場料(オーディオガイド付き)が26€(日本円で約4,200円)。
普通の入場+塔に登るチケットがつくと36€(日本円で約5,800円)。
色んなチケットサイトをみましたが、公式サイトが一番安かったです!!!
公式サイトからは時間指定が必要となるので、ある程度スケジュールを組んでからの予約をオススメします。
オススメの入場時間
どの時間に入場したらいいんだろう…と迷われますよね?
オススメの時間帯があるんです!
それが、夕方!
実はサグラダ・ファミリアの中にはステンドグラスがたくさんあります。
左右でステンドグラスの色が異なり、片方は青っぽいステンドグラス、
もう片方は赤っぽいステンドグラスで構成されているのです。
そのため、午前は太陽の位置的に青っぽいステンドグラス側に光が差し込み涼し気に、日が落ちてきたら赤っぽいステンドグラス側に光が差し込み華やかになります。
好みはあるかもしれませんが、個人的には情熱の国スペインで、華やかな赤とオレンジの光を見てほしいです!
ちなみに午前中は観光客が午後に比べて少ないので、ゆっくり見れるというメリットはあります。
塔は登った方が良いのか
プラス10€課金して塔に登ることが出来ますが、登る価値があるのか気になりますよね?
結果から言うと、私は登りませんでした!
理由としては、展望スペースがあるわけでもなく、ゆっくりと建物や景色を楽しんで写真を撮ることができなさそうだったからです。
エレベーターで上に上がり、人一人分くらいの幅の渡り廊下部分から景色を楽しみ、帰りは螺旋階段でひたすら下りてくるという流れになっており、景色はとても綺麗そうでしたが、なかなかに狭い渡り廊下なのでゆっくりする間もなく進まないといけなさそうでした…。
せっかく登るなら装飾とか景色とか楽しみたいけど、そんなことして立ち止まってたら後ろの人からクレームきそう。
バルセロナ滞在中に日本人の旅行客の方とお話する機会があり、その方は塔も登ったそうなのですが、ぶっちゃけ登らなくてもよかったかな…とおっしゃっていました。
ただ、日本に帰ってきてプラス1,600円くらいで上に行けたならとりあえず登っておけばよかったかな…と少し後悔しています。
スカイツリーとかハルカスとは、上に登るだけで2,000円超えるわけで…
というか普通に日本のこの値段設定がぼったくりすぎだな…
生誕のファサード
前置きが長くなってしまいましたが、早速中に入っていきたいと思います。
時刻は15時50分。
16時からのチケットを購入していたので、完璧な時間配分です!
近くまで来ると迫力満点!当たり前ですが、工事中です…
チケットの種類によって入る場所が少し異なるようで、正面右側が個人でチケットを手配した人、左側がツアーの人となっていました。
ここではチケットの確認と荷物検査を行います。
結構並んでいましたが、5分もかからず通り抜けることができました!
生誕のファサードのモチーフはキリスト誕生!
正面に抱えられているのがキリストです。
ガウディ自ら手掛けたこちらはそれぞれのモチーフがとても細かくて繊細なものになっていました。
ドア部分には生命の象徴として植物や鳥、昆虫などが飾られていました!
内観
ドアをくぐり、中に入っていきます。
なんだここは!!!
外観とはまた雰囲気が一変。
色々な所から光が差し込み、素敵空間が広がっていました!
先ほど、時間帯によって光の差し込み方が異なるとお伝えしましたが、夕方に入っても青っぽいステンドグラス側から全く光が差し込まないというわけではありません。
こんな感じでステンドグラスの光が天井部分に映りこみます!
ただやはり、夕方なので反対側からの光の方が強く…
こんな感じで床部分にまで模様が映ります!
ステンドグラスも素敵ですが、天井もとても高く、凝っているので是非席に座って上を眺めてみてください。
受難のファサード
出るときは先ほど入ってきた時に使用した生誕のファサードではなく、受難のファサード側から出ます。
こちらのモチーフはキリストの受難。
少し影になってしまっていますが、中心部分にキリストが十字架にかけられています。
こちらはガウディが亡くなった後に建築されたものになります。
生誕のファサードとは対照的にこちらは冷たい雰囲気のある作りになっています。
こちら少し寄った写真になりますが、人物の顔が角ばっていたり、のっぺらぼうなのわかりますか?
こちら、予算が尽きた。とか完成途中。というわけではなく、柔らかく丸みのあるデザインの生誕のファサードと差を出すためにあえてこのような作りになっているそうです。
ちなみに受難のファサードの左側に4×4マスの数字が記載されているのですがこちら、グッズ化されるくらい有名なものらしく…
魔法陣って呼ばれているらしいです!!
縦・横・斜め、どの列を足しても33になるようになっています。
この33という数字はキリストが十字架にかけられた際の年齢だそうです。
サグラダ・ファミリア博物館
受難のファサードから出て脇の方に博物館の入口があります。
こちらはチケットに含まれているものになるので、自由に入ることが出来ます。
サグラダ・ファミリアに関する資料が満載なので、時間がある方は是非立ち寄ってみてください!
サグラダ・ファミリアの所要時間
サグラダ・ファミリアを出たのが17時30分。
私の滞在時間は、1時間30分でした!
いつも通り写真撮影タイムが結構あったものの、次の予定があり博物館は駆け足で回ることになりました。
サクッと回るのであれば1時間、博物館もきちんと見る場合の所要時間は1時間30分~2時間くらいを想定すると良いと思います。
塔へ行く場合はプラスで30分ほどみていれば良いと思います!
さて、今回はここまで!
次はこちらもガウディ建築カサ・バトリョに向かいます!!
では、またお会いしましょ~!